Domain

NPO法人きびるは、
女性と女性にまつわる
諸問題に取り組みます。

1

女性特有の
身体の悩みについて
正しい情報を伝えます。

女性特有の身体の悩みについて正しい情報を伝えます。

2

女性が働きやすく暮らしやすい
仕組みが社会に浸透するよう
伝え続けます。

女性が働きやすく暮らしやすい仕組みが社会に浸透するよう伝え続けます。

3

命に寄り添い
子どもが健やかに育つ
社会を目指します。

命に寄り添い子どもが健やかに育つ社会を目指します。

Projects

具体的には、
5つの事業を展開します。

情報発信事業

相談事業

ペアレントトレーニング事業

研修事業

講演事業

Message

「さずかり・はぐくみ・
うみ・そだてる」を
丸ごと受け止める
存在になりたい。

福岡県から上京し、看護師1年目に父を突然亡くしました。
 
「生と死」について色々考え、もがき苦しんでいたように感じます。
看護師として4年、大学病院のICU(集中治療室)で勤務した後、「生きる=誕生」の現場に行けば、この胸につっかえた思いが晴れるのではないか、そんな軽い気持ちで助産師を志しました。
しかし、助産師として最初に見た赤ちゃんは死産でした。
片手に乗るくらいの小さな小さな赤ちゃんで、肩で大きく2回呼吸をしそのまま亡くなりました。

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自分の看護観や死生観が大きく変わった瞬間でした。
 
生きることは、よりよく生き抜くことだと思っています。
医療技術や衛生環境が向上したおかげで日本の乳幼児死亡数の低さは世界トップクラスです。
しかし、子どもが生まれてきても、何かしらの育てにくさを抱えたお母さんはだんだん増えているように思います。
さらに、貧困・社会的孤立、そして新型コロナ禍での社会構造の変化などで、妊娠・出産・子育てをめぐる不安は増すばかりです。
 
昔の日本は、赤ちゃんを授かること、おなかで育むこと、出産することは自然の営みの中で繰り返されてきました。
現在の日本は、SNSなどでよい情報を取得できる一方、偏った情報に流されることも多くあります。
また、妊娠・出産そして育児へと続く大事な出発点にあるはずの産婦人科は縮小、産婦人科医の慢性的な不足、さらには入院期間短縮などで、一人一人の女性や赤ちゃんに対し多く関われないなどの問題があると聞きます。
 
そんな中で必要なのは、あれこれ先回りして思い悩むことではなく、お母さんや赤ちゃんが主体となって「さずかり・はぐくみ・うみ・そだてる」を丸ごと受け止め、張り詰めた心を和らげて、ほんわかした気持ちになれるように支えていける存在だと思います。
そんな存在になりたいと思います。

野口

代表理事
野口 和恵

助産師・看護師

1978年生まれ。福岡県出身。女の子2人の母。助産師、看護師として大学病院や総合病院勤務ののち、2016年 訪問看護ステーション設立。小児訪問看護に力を入れる。2020年には児童発達、放課後等デイサービス、生活介護などの多機能型通所施設を設立。障害や医療的ケアが必要な子供たちの支援に取り組む。このような活動をする中で、多胎や若年・高齢出産、貧困やDV、ネグレクトや虐待など妊娠出産、育児を取り巻く様々な問題や課題に直面。2021年 NPO法人きびるを設立する。

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