赤い羽根共同募金会さまの助成金を頂き、6月より進めていました「母親・子どもサポーター研修」は本日最終日を迎えました。
延べ60人以上、子育てがひと段落された方から学生まで幅広い年齢層の方にご参加いただきました。
子どもの安心して産み育てていける社会にするため、最終日の今日は“あなたが子どもの虐待に気がついたら?”をテーマに、特に防ぐことのできる虐待ともいわれる、乳児揺さぶり症候群(SBS)を含め研修を行いました。
子どもの泣きの特徴を理解することがまず大切です。
その一部ですが、生後2週間から5か月までの泣き 生後2週間から5か月までの赤ちゃんには、何をやっても泣きやまない泣きが見られます。
「私がうまく育児ができないから」など自分を責めがちです。
中には「私が嫌いだから」と泣いてしまわれる母親もいます。
しかし、決して親のせいではありません。
ましてや嫌いなんてことは絶対にありません。
何をやっても泣きやんでくれない泣きは、「パープルクライング」と呼ばれることがあります。
赤ちゃんの泣きの特徴を表した英語の頭文字(PURPLE/パープル)をとったものです。
【P】Peak of Crying 生後2週間ごろにあらわれ、2か月ごろピークを迎え、そのあとは徐々に和らいでいきます。
【U】Unexpected 泣いている理由を予想できません。
【R】Resists soothing さらに、なだめることもできません。
【P】Pain-like face たとえ痛くなくても痛そうな表情で泣きます。 【L】Long lasting 長く続くといわれ、トータルで1日5時間泣くことも。
【E】Evening とくに午後から夕方にかけてよく泣くといわれています。
原因の特定にはまだ至っていませんが、脳の著しい成長がみられる動物には起こるようです。
お猿さんもチンパンジーにもみられると言われています。
思い詰めてしまうお母さんたちに、ほっと一息つけるようなアドバイスができるといいなと思っています。
