おしらせ

お知らせ 【開催報告】「お外へお出かけしよう!外遊びを通し、災害時の対応を学ぶ事業」-前田和子基金「重症児等とその家族に対する支援活動応援助成」 2025.08.09

このたび、第4回 前田和子基金「重症児等とその家族に対する支援活動応援助成」をいただき、
重症心身障害児や医療的ケア児、そのきょうだいとご家族を対象に、夏ならではの外遊びを安全に体験できるイベントを実施しました。

🌊 外遊びの課題と今回の挑戦

重症心身障害児や医療的ケア児にとって、夏の外遊びは貴重な思い出になる一方、
わずかな気温差や強い日差し、虫刺されなどが命に関わるリスクとなることもあります。
また、親御さんは医療的ケアに多くの時間と意識を割かざるを得ず、きょうだい児が「遊びたい気持ちを我慢」する場面も少なくありません。

そこで今回は、旭川医科大学教授群馬大学情報学部の学生さんの協力のもと、
最新のVR技術を活用し、屋内にいながら“まるで外にいるかのような夏の体験”を提供しました。

▼体験内容

海のVR体験
「群馬県に突然やってきた海」がテーマ。
ヒミツの砂浜で波打ち際に足をつけ、潮の音を聞きながらリラックス。海中に潜ってたくさんのお魚を観察しました。

自然の中でのひととき
山や川、池の景色の中で、鳥や虫の声を聞きながら過ごす時間。寝そべったり、手をつないだり、子どもたちも笑顔いっぱいでした。

縁日あそびコーナー
金魚すくいやヨーヨー釣りなど、お祭り気分を味わえる遊びも満喫。

👨‍👩‍👧‍👦 家族へのサポート

きょうだい児には思い切り遊べる場を、保護者には少しでも安らげる時間を確保できるよう配慮しました。
医療的ケアが必要な子も、安心・安全な環境で“夏”を感じることができ、参加者からは

「屋内でもここまで本物みたいに楽しめるとは思わなかった」
「久しぶりに家族全員で笑顔になれた」
といった声が寄せられました。


今回の活動は、ご家族にとっての思い出づくりだけでなく、災害時の外出対応や安全管理の工夫を学ぶ機会にもなりました。
今後も、安心して季節の楽しみを共有できる場をつくっていきます。