小さい子ども特に赤ちゃんがいての外出はなかなか大変なもの。さらにコロナ禍で外出の機会も減り、子どもやお母さんたちとの交流が減る中、孤独な育児をされる方が多いと言います。
特に初めての子育てともなれば、不安な心配はつきもの。同年代の子ども同士の関りや先輩ママから学ぶ機会も減ったため、さらに不安や孤独を感じられる方も多いと思います。
そんな中、令和4年10月2日、秋晴れの日曜日、シンガーソングライターの玉城ちはるさん、ピアノの石田志穂さん、人気のギタリストの岩崎有季さんに出演を依頼し、高崎総合福祉センターたまごホールでファミリーコンサートを開催しました。玉城さんの人気の持ち歌「ひだまり」を披露していただき、その他、手話を使いながらの本格的なコンサートは訪れた100人の親子を癒すことができました。 助産師の相談ブースも設け、育児の悩みや産後の身体の相談などに応じました。
妊娠中のお母さんは「上の子を連れて、さらに妊娠中に出かけることができなかったが気分転換になった」や他の方は「子どもがうるさくして迷惑をかけると思うとなかなか外出できなかったが、子どももやっぱり外が好きだとわかった、楽しそうにしていて自分も楽しめた」などの声が多く聞かれました。
子ども連れのコンサートなどは珍しくありませんが、生のピアノやギター演奏など本格的なコンサートで、本当に子供が歩き回ったり、寝転んだり、ステージに上がったりする光景はとてもいいものでした。それほど「泣かせてはダメ」「騒がせてダメ」など見えない制約が多いのだなと改めて気が付きました。当然、成長の段階でマナーを学んだりすることは大事ですが、あれもダメこれもダメでは息が詰まってしまいます。時には大人も子どもも少し開放してみてもいいのかもしれません。
今回のコンサートは、群馬県共同募金会さんの助成金を頂くことができたため、無料で開催することができました。次回は令和5年2月21日に「0歳からの親子コンサート」を高崎のシティギャラリーで行います。
玉城ちはる プロフィール
1980年生まれ。 群馬県高崎市在住。
毎週金曜日FM群馬にて「FRIDAYフルスロットル!!!」のメインパーソナリティを務める。
24歳の時、偶然の出会いから「自身に出来る社会貢献活動」として10年間で36名の養護施設出身者や留学生と共同生活。
その経験から2014年1月、公益財団法人日本ユースリーダー協会第5回「若者力大賞~ユースリーダー賞~」受賞。
2014年9月24日、初のフルアルバム『私は生きてる』でテイチクエンタテインメントタクミノートよりメジャーデビュー。
2019年4月『ありがとう ごめんなさい 大好き』をリリース。
現在、「ホストマザー」の経験を活かし、全国の小中学校・高校・大学で歌と講話の講演「命の参観日」を行う。
4年間で100校を超え、口コミだけで全国に広まり、アジア各国でも講演を行った。
LINEでの相談も積極的に受け、登録者数1500名超。重要なライフワークとなる。
広島版ひきこもり支援ポータルサイト「ハルモニ@ホーム」のアンバサダーを努めるなど、本格的なひきこもり支援も行う。